前回に続いて、”健康は口から”ということで、
今回は、くいしばり、かみしめ、歯ぎしりが及ぼす
健康への影響についてです。
何年か前、歯科定期健診に行った時にいただいた資料からご紹介します。

現代のストレスが多い生活では、プレッシャーや不安、不満、
ストレス解消をする目的で歯をかみしめたりくいしばったりします。
また寝ている時も、ほとんどの人が、くいしばりやかみしめを
自然に行っています。ここで、あごを動かす人は
”歯ぎしり”ということになりますね。

特に問題がなければなにも気にすることはないのでしょうが、
長期間続けることにより、やはり問題はでてきます。
歯や歯肉、顎、そして姿勢や精神的にも症状が出てくることが
あるといいます。
現に鬱症状の人には歯に問題がある人が多いと言いますね。

歯がすり減ることにより起こる知覚過敏、詰め物が取れやすくなる、
歯の表面にひびが入る、かける、歯肉炎から出血そして歯周病。
歯周病を放置しておくと歯が抜け落ち・・・
入れ歯になってしまうんですね。(恐ろし!)

また、やはり顎の関節に負担がかかりますので、顎の位置が変わっていき、
開閉時には痛みを伴ったり。
くいしばり(緊張状態)がつづくと、偏頭痛、肩こりを起こしやすくなり、
視野のずれ、耳鳴り、しびれ、吐き気、めまいなどを起こすこともあるそうです。

くいしばりやかみしめを続けていると歯並びが悪くなり、
それは姿勢に影響を及ぼすらしいのです。
姿勢が悪くなることにより、背筋、腰、ひざに負担がかかり、
痛みや張りを感じるようになります。
姿勢が悪くなると靴の底の減り方が左右違ったりします。
猫背や生理不順もこの体の歪みが原因となることがあります。

こうしてみるとストレスはほぼすべての元凶といっていいかもしれませんね。
ストレスというと皆さん精神的なものを浮かべる方が多いかと思いますが、
そうでもないんですよ。大きく分けて3種。

1.物理的ストレス:
寒さや暑さによる発汗や防寒、ラッシュアワー、騒音

2.生理的ストレス:
肉体疲労、全身疾患

3.社会的ストレス:
近親者の死、倒産、失業、離婚、仕事上の問題、人間関係
環境の変化等々

どれも生活から切っても切れないことばかりなんですね。
しかしながら、ストレスの感じ方は人それぞれ。
ストレスの多い人は、唾液と空気をしょっちゅう無意識に飲み込むので、
おなかの中にガスが大量にたまり、胸痛、食欲不振、ゲップやおならが多い、
腹痛などの原因になることがあるそうです。

それではストレスを和らげるにはどうしたらよいのでしょう?
そう!リラックスすることです。

”どれくらい、どのような方法でリラックスされてますか?”

ナチュロパス ナオミ、コンサルテーションの時には必ず
皆様におききしています。
ですが、驚くことに、ここを答えられない方が多いいんです!

リラックスとは何かわからない
どうやってリラックスしていいかわからない
リラックスする時間がない
ストレスを感じていると思っていない

こんな方々がとても多いのです。
ストレスは生活から切っては切れないもの。
ストレスを感じていないと言い切る人が一番危ないですね。
そんな方にかぎって、くいしばりやかみしめ、ともすれば、歯ぎしりを
してることでしょう。
リラックスする時間がないという方も要注意です。
時間はみんなに平等に与えられています。
1日24時間、1年間365日。

病気予防のために、リラクゼーションは不可欠。
またまた長くなりましたので、今回はこの辺で終わります。
次回はリラクゼーションの方法についてお話ししますね。

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