フリーラディカルという言葉は聞いたことがあるでしょうか?
学生時代もこの言葉が取り立たされることは一度もなかったので、
少々がっかりしていたのですが、この言葉と出会った10年ほど前、
ナチュロパス ナオミは医学の道に進みたい!と決心したわけです。

フリーラディカルとは1954年、ハーマン博士と言う方が世に説いたものです。

フリーラディカルとは自分の体のなかにある原子や分子が電子をひとつ
失った状態のことをいいます。

体をつくっている原子や分子は一つの核に2つずつペアになった電子が
まわりを取り巻いているのですが、このペアの電子のひとつが欠けた
不安定な状態がフリーラディカルというのです。MC900436917

フリーラディカルは安定した状態に戻ろうとして、
別の分子から電子を奪い取ろうとペアの電子を
求めて暴れまわります。
そして細胞を傷つけていきます。

 これが「酸化」です。

フリーラディカルは私たちの体の中でも大量に生み出されていて、
常に体を酸化させています。これが老化の元凶といえるもの。
つまり、「体の中で酸化反応が起こること」こそが、老化の最大の
原因であると考えられているのです。

酸化を引き起こすフリーラディカルという原子や分子の奇形の原因は次の通り。

・ 強い日差しを受けたり(大量の紫外線を浴びる)
・ 風邪をひいたりする(ウイルスなど病原菌)
・ 喫煙(たばこの煙などの毒が体内に入る)
・ 糖分・塩分・脂分を多く含む食べ物の摂取
 (砂糖やポテトチップス、せんべい、パン、クッキー)
・ 放射線:レントゲン、キーモセラピーMP900426560
・ アルコール
・ 重貴金属ドラッグ

体に毒であることをすればフリーラディカルが
増えて、細胞レベルで傷ついていきます。これが多くなると肌にしわができたり、老化が進みます。ひいては細胞の多くが傷つくとガンなどの変性疾患になりやすくなります。


変性疾患とは、細胞や組織の正常の物質代謝が何らかの原因で著しい変化又は
障害を受け、異常物質の出現などの形態的な変化を生ずる現象をいいます。

人体を構成している成分と活性酸素が反応してしまうと様々な有害面が
現れてきます。活性酸素は極めて反応性が高いため、タンパク質や
脂質、細胞核のDNAなどを酸化してしまうのです。
このことが細胞をガン化させたり、生体内で様々な化学反応に関係する
酵素(タンパク質からできている)の働きを無効化したり、重要な細胞膜
(リン脂質)の機能を失わせたりします。

これらの結果、活性酵素(フリーラディカル)は動脈硬化や様々な
生活習慣病をもたらす要因のひとつになっていると考えられています。

それでは、フリーラディカルから体を守るにはどのような方法があるのでしょう?

ナチュロパス ナオミ、抗酸化!抗酸化!と以前から申しておりますが、
まさにそれです。Antioxidant! 抗酸化物質です。

細胞の中に抗酸化栄養素が多いと、MP900313732
フリーラディカルの攻撃から体が守られる、
すなわち、免疫力が上がり、細胞の中で
フリーラディカルと戦っているということです。
要するに、体が酸化(老化)から守られている
ということは、免疫力が保たれる、ということ。
すなわち、健康・若さが保たれる、ということになります。

体が酸化しているということは、免疫力低下することにより、病気がちになる、
ということ。すなわち、健康・若さが害されることとなり、肥満や変性疾患のもと
になります。フリーラディカルを体内で発生させないためには、前に述べました
原因の回避、免疫力の向上です。
故に、抗酸化栄養素の摂取が重要となります。

簡単に言うと風邪は万病のもとといいますね。
風邪はなぜ引くのでしょう?
寒いからでしょうか?
でも風邪をひかない人もいますね。
その違いはなんでしょう?

原因を外に模索するのではなく、自分自身の中に探してみましょう。

生活習慣は健康的なものでしょうか?
食生活はどうでしょう?
運動はしていますか?
気持ちは安定していますか?

こういったことが乱れると、フリーラディカルが多く発生しますね。
そこに、抗酸化栄養素が不足していると、身体が守られずに症状がでる、
すなわち、”病気になる”わけです。

抗酸化栄養素摂取は重要になります。
が、その前に、栄養素を吸収できる消化システムは正常でしょうか?
まずはおなかの細菌を整える必要性があります。

良い菌を体内にいれる、という話をすると必ず、ヨーグルトがあがります。
はたして、その食べ物の中には腸まで到達できる菌が住んでいるのでしょうか?

人間の消化システムは巧妙です。
食べ物が体内に入ると、腸に到達するまでに、熱で細菌は殺されます。
これも一種の免疫システムですね。

生きた細菌が入っています!
とうたっているヨーグルトもありますが、さてどうでしょうね。。。
あなたの健康を気遣って製品づくりをしている食品会社がどれだけあるのでしょうか?
動物脂肪と糖分摂取はフリーラディカルを生み出す要因ともなります。

ぬか漬け、キムチ、ザワークラウトなんていう、発酵食品が世界にありますね。
世界の食の知恵の素晴らしさに、ここでまた感銘します。
昔ながらの食べ物はまさにメディスン。food is medicineと考えられていたのです。
誰もがおいしいと思えるものではないのが難しいところですが。。。

ナチュロパシーの治療ではもちろん、上記の食品を含めた、食生活の指導もしますが、食べ物では治療は追いつきません。食生活を変えることは基礎を変えるという
こと、つまりは、同じことが繰り返し起きないための予防です。
まずはプロバイオティックという、よく言われる善玉菌を処方して腸内菌のバランスを整えることから治療はスタートします。場合によってはプレバイオティック(プロバイオティックの餌になるもの)も処方します。

繰り返し言いますが、ナチュロパスが処方するものは、ヘルスフードショップや
ケミスト、スーパーなんかで、みなさんが手にとって購入できるものとは質も効能も全く
異なるものになります。ピザとインスリンくらい違いますのでご注意ください。

腸を整えることで、栄養素の吸収も変わります。
栄養素を多く取り入れられる体は免疫力が強化されているということになります。
すなわち、フリーラディカルの発生が抑えられ、病気もしずらくなりますし、
若さも保たれます。

日本を含む北半球はは冬の寒い季節、オーストラリアは夏の暑い季節。
どちらも、免疫力低下が気になりますね。
そして師走!年の終わりは皆さんそわそわ忙しいですね。
免疫力強化で、健康維持!若さ、美しさも維持!です。

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