どうやら日本では、自然治療はとても人気があるようですね。
この、「メディシナルハーブ」なる言葉もよく耳にします。
本もいろいろ出ているようで、その内容はこんな風だそうです。

「植物の持つ薬効を効果的に利用した自然療法、メディシナルハーブ。あなたの美容と健康、体と心をやさしくサポート。使いやすく手に入りやすい39種類のメディシナルハーブを取りあげ、詳しいプロフィールを紹介。そのハーブを使った健康と美容に役立つ効果的な利用法を解説。ハーブティーをはじめ、ハーブバス、湿布やコスメなど日常生活に取り入れやすい方法が掲載されている。」 (楽天ブックス・データベース引用)

それからたどっていくとなにやら、「メディカルハーブ検定」というのがあるらしい。それは、「メディカルハーブコーディネーター」とやらになるための検定らしい。

「メディカルハーブコーディネーターとは、メディカルハーブを楽しむために必要な最低限の知識として、15種類のハーブの安全性、有用性、さまざまな使い方などを理解し、広めることのできる専門家です。メディカルハーブ検定のコンセプトは「ハーブを日常生活に生かして楽しむ」ことにありますが、同時に専門家の最初の段階である「メディカルハーブコーディネーター」への第一関門になるという側面ももっています。」(楽天ブックス・データベース引用)

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ハーブを日常生活に生かして楽しむ。

なるほどおしゃれな響き。
これは、もちろん趣味の範囲ですよね?
まだまだ、ハーブは医療には遠い位置に置かれているんだなあと思います。

おそらく、日本で主に使われているのはドライハーブではないでしょうか?
お茶などとして飲まれる、または生ハーブで料理に取り入れるなどでしょう。
余談ですが、ティーコーディネーターというのもあるそうですね。
ハーブコーディネーターとの違いはナンでしょうか?

ナチュロパスが治療目的で使うものはリキッドタイプです。
もちろん、治療目的で使われるために、プラクティショナーが処方するために、作られたものです。

前にもお話しましたが、ハーブは質があります。どこで獲れたもの、どのように栽培されたもの、また、同じ栽培地でも、収穫時期によって、効能の出方が違ったり。それを毎回テストして、作られているハーブのみをナチュロパスは使います。

このリキッドタイプのもののほうが吸収性もよく、効能も測りやすいというメリットがありますが、なにしろ、ほとんどのものがまずいそしてくさい!どうしても飲めない方にはグレープジュースに入れてのでください、と指導しますが、とにかく処方するには忍びない。でもその人に合った、オリジナルのハーバルミクスチャーを作れる(調合をする)というのが何よりもの利点。j0321072

昔は病院内にあった薬局。そこには秤があって、
そこで袋に詰めていましたよね?今では個人に対しての調合はされなくなりましたね。すべてパッケージ済み。

このミクスチャーを作る作業はナチュロパスという仕事の中で私が一番楽しむ時間!といっても良いでしょう。どのハーブをどれだけ、この人には必要かと考えて、その人だけのミクスチャーを作ります。同じ症状でも使うハーブもその量も人によって違います。また何種類のハーブを入れるかもちがってきます。通常5種類ほど使います。

オーストラリア国外のクライアントに処方する際はやはり、リキッドでは心配なので、錠剤になったものを出します。今はいろいろ工夫され、いろいろなミクスチャーで出ていますが、やっぱりオリジナルには程遠い。これがリキッドなら!っと思うことは多々あります。

日本でも最近、症状にあわせてブレンドされたお茶を売っているお店が結構あるようですが、私の元クラスメイトが最近、ゴールドコーストのとある町に喫茶店を開きました。
彼女ももちろんナチュロパス。そこで出すのはお茶のみ。症状にあわせてブレンドされたお茶が出されるそうです。ナチュロパスコンサルテーション、マッサージルームもあるお店だそうです。。。それは、まさに私が妄想し続けた店!彼女に話したこと、あったかな??とにかく、近々覗きに行って、レポートします!





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シドニーの日本人ナチュロパス(自然療法士)



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