ナチュロパシーで使用されるものは
化学的に作られた薬ではなく、薬草やサプリメント、
時にはマッサージっといった、自然の理念に
基づいたものになります。

また、ナチュロパシーでは注射をしたり、
手術をしたり、といった器具などを生体内に
挿入する行為はしません。

ナチュロパシーではサプリメントと薬草の処方が

二つの大きな柱となります。というのも、

ナチュラルメディスンが医学とみなされるためには、
まとまった臨床結果が必要になり、それに対し、
栄養素やハーブ（薬草）は比較的に安定した結果が
得られるため、ナチュロパシーではこれらが主に
使用されるのです。

ナチュロパスが処方するサプリメントとハーブは
”Practitioner Range”といわれ、資格を持った
専門家のみが処方できる製品です。

それらは効能や質が保障されているもので、
ナチュロパスが常駐しない薬局や
ヘルスフードショップなどで扱っている製品とは、
当然、質や成分にも差があり、症状の改善にも
大きく違いが現れます。それにより値段の差が出てきます。

ナチュロパシーはハーブ、栄養素のほかにも、
さまざまな治療法を含みます。その一部を少し紹介します。


・ライフスタイルアドバイス：
健康状態を高めるためにまたストレスを和らげるために

・ハイドロセラピー（水治療法）：
水のヒーリングパワーを使い、免疫力を高めます

・フラワーエッセンス：
感情面を癒します

・シップやパック：
内臓の働きを刺激したり、痛みを和らげる効果があります

・マッサージ：
骨・軟骨以外の柔組織を調整することにより、
体のバランスを整えたり、痛みを和らげることに
効果があります。また、解毒にも作用します

・ホメオパシー

”ヒーリング”という言葉が日本でも使われるように
なりましたが、ナチュロパシーはもう少し医療よりです。
西洋医学でカバーできないところをカバーする治療法
といってもいいかもしれません。

ナチュロパスによっては、ハーブと栄養素のほかに、
霊気、クリスタル、カラーセラピーというものを
用いる人もいます。ナチュロパスにより使用するものは
さまざまです。

医師の中には極端にナチュラルメディスンを敬遠するよう
勧める人もいますし、その逆に、ナチュロパスの中には
医者に行くことを極端に否定する人もいます。

ナチュラルメディスンが医療の主流に取り入れられる
ためには、双方が歩み寄り、双方を尊重し合えるような
相互理解がこれからの課題だと考えます。

22 January 2010




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シドニーの日本人ナチュロパス（自然療法士）



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